2017.3.13 あれから6年

地震・津波に続いた福島の原発事故。あれから6年経ち、政府は原発周辺の線量が下がり、福島沖で採れた魚のセシウム量も基準値以下とのことで次々に住民に帰還できるエリアを広げています。しかし、福島の4つの破壊された原子炉のメルトダウンした燃料の取り出しや冷却水の問題など本質的解決は全く見えない状況です。そんな中でロシアの情報誌「スプートニク」によれば、昨年12月に日露間で原子力エネルギーの平和利用分野における協力に関する覚書に調印し、福島原発の事故の処理作業も含まれ来月4月初めにロシアの国営原子力企業「ロスアトム」のアレクセイ・リハチョフ社長が訪日し世耕経産業相との交渉が始まるとのことです。世界の叡智を集め、本質的な解決を成功させてほしいものです。