2014.10.6 百田尚樹著「海賊と呼ばれた男」

2014.10.6    百田尚樹著「海賊と呼ばれた男」
百田氏のベストセラー小説「海賊とよばれた男」を読んだ。出光興産を作り上げた出光佐三氏(写真)をモデルとした小説です。今、日本の政府はグローバリズムとやらで「利益」一辺倒の企業に方向付ける施策をとっているように見えます。先進国といわれるグローバル企業を見ると「利益」のためには自然も人の心も斟酌されない手法が圧倒的で、まさに資本主義の究極の姿である少数の人にお金が集中する仕組みになってしまっています。出光氏はまさに日本的経営といわれた社会、社員、経営者のバランスと調和をとりながら企業を発展させた素晴らしい経営者であったようです。恩師にいただいた「士魂商才」を掲げ、難題を克服しながら会社を大きくしていく物語は読んだ後に清涼感と勇気が湧いてきます。わが国にはこのような素晴らしい経営者がいたことを誇りに思います。