2013.5.13 総理、「死の商人」にならないで下さい

2013.5.13   総理、「死の商人」にならないで下さい

先の連休中に安倍総理はロシアや中東諸国を歴訪されました。わが国の産業を元気付けようと趣向を凝らしてわが国の特産品などを売り込んでくれました。ところが中東の国、とりわけ日本との友好を取ってくれているトルコなどに原発を勧められたことには驚きました。福島第一原発のメルトダウンで地下に潜った核燃料の処理や冷却水の処理、四号炉の膨大な量の使用済み核燃料棒の取り出しに困っており、かつ高放射能廃棄物の処理に目処もつけられない状況だというのにです。特にトルコとは1890年に和歌山沖で台風で沈没したトルコの軍艦エルトゥールル号の乗務員を和歌山の村人が救助や介護、遺体収容に尽力したご縁で、友好国となりイラク戦争時にイラクから避難出来ない日本人にトルコ国が飛行機を出して救助してくれています。トルコも地震の多い国であり、万一の時、わが国はどう責任をとるのでしょうか。どうせなら重大事故が起こりにくく、核廃棄物も非常に少ないタイプの核融合炉や木内鶴彦氏が開発している太陽光炭素化炉等の未来志向の発電システムを開発し世界にPRすれば「さすがは被爆体験国」から生まれた素晴らしい技術だと認められるのではないでしょうか。軍事にも応用できる今の危険な原発を売ることは「死の商人」と後指をさされかねません。