2013.10.7 堤未果著「ルポ貧困大国アメリカ」Ⅰ・Ⅱ

2013.10.7  堤未果著「ルポ貧困大国アメリカ」Ⅰ・Ⅱ

今アメリカはオバマケア(医療制度改革)が争点となり新年度予算が通らず政府機能の一部が停止しています。また、来週には債務上限枠の増額が議会で承認されないと債務不履行(デフォルト)となり、世界経済に恐慌が起こりかねないという大変な事態になっています。日本にいるとアメリカの問題の背景が良く分からないのですが、堤未果さん(写真)の三部作「貧困大国アメリカ」のうちⅠ・Ⅱを読むとかなり理解できるようになります。パパブッシュから数代の大統領のもとですすめてきた政策の結果の歪みが噴出してきているようです。何事にもプラス面とマイナス面はつき物ですが、「新自由主義(市場原理主義による効率重視・大企業優遇)」や「民営化」の政策と支配層に牛耳られたマスメディアの大衆洗脳により、「いのち」や「こころ」の分野にまで市場原理を適用され、1%の富裕層と99%の貧困層が生じ、社会保障・医療・教育に大きな歪みが生じてしまったようです。現在の日本もアメリカの後追い政策を進めようとしていますが、アメリカのような状態にわが国をしようとしているのか、良く考えて舵を採って欲しいものです。