2012.3.5 映画「アレクセイと泉」

市の図書館にあった「アレクセイと泉」(写真)という映画を見ました。この映画は本橋成一監督が1986年4月に起きたチェルノブイリ原発事故により強制退去を命じられたブジシチェ村に55人の老人とアレクセイという若者が残って生活したが、十数年後も皆被爆の影響も出ずに過ごせたことの理由の主因がどうも村に湧き出る泉が放射能の影響を消してくれていることをドキュメント映画にしたものです。畑や森或いはキノコなどは明らかに生存していくには危険な放射能の値を示しているにも拘らず、放射能に影響されないその不思議な泉の水を飲食に用いたり、洗浄に使っていることが自然と住民の命を守ってくれていたのです。福島エリアで土壌の除染に頭を悩ませていたり、徐々に健康への影響が見られるようになって来ていますが、高エネルギーの水を土壌にかけたりすると著しく低減したり、飲用するとデドックスになるなどいくつかの民間の実証試験で効果が出ているようです。今の科学ではその機序が説明できないようですが、安価で安全な可能性のあることに国がもっと目を向けて欲しいものです。