2012.3.11 「微生物が放射能を消した!」

1年前に起こった地震・津波、それに続く原発事故。特に放射性物質の消去には気の遠くなる年数が必要ということで日本に重く圧し掛かっている課題です。しかし希望のもてる実証試験が行なわれ、素晴らしい効果を出している方法があるのです。それは「微生物が放射能を消した!」(あ・うん出版社:高嶋康豪著)にまとめられています。それは「複合発酵」という技術を使い、土中・空中にいる微生物を活性化し、放射性物質を微生物がだす酵素などの触媒機能により常温・通常気圧で元素転換を起こさせているようなのです。昨年、福島県伊達郡川俣町の牧草地で最初50坪の予備試験を行い良い結果を得たので、本格的に5000坪もの土地に「複合発酵」を誘導した(写真:酵素液を撒くところ)結果、大幅な放射線の低減と放射性物質の低減が認められたのです。これは政府が認めた第三者機関により分析され、その結果を「産業技術総合研究所」並びに「経済産業省」に提出し、受理されたとのことです。明るい兆しが見えたのですが、政府・行政は相変わらず土壌を剥ぎ取る方法に固執し、その保管方法と保管場所に苦慮しているのです。現在の物理学や化学の常識を超えているからといって、安価で安心で根本的解決方法つながる手法に取り組まない姿勢は一国民として理解しがたいものがあります。