2012.2.27 壁材の原料② ゼオライト(沸石)

2012.2.27 壁材の原料② ゼオライト(沸石)

「ホタテ白壁」の機能アップに使っているゼオライト(沸石:写真)は溶岩と海水が何百万年という長い年月をかけて結晶化したものです。加熱するとアワをブクブク出して沸騰するように見えることから名付けられました。組成としては珪素SiとアルミニウムAlと酸素Oの網目構造になっており、それにナトリウムNaやカリウムK或いはカルシウムCaなどが付くことにより約40種類くらいの結晶型があります。ゼオライトは古くは健康増進や幸せを招く石として使われ、現在ではその吸着力の強さを活かして、触媒・吸着剤・イオン交換剤としてさまざまな分野で使われています。イオン交換機能としてセシウムやストロンチウムなどの選択係数が高いことから昨年の福島原発事故の吸着材として使われたことは記憶に新しい事例です。また人工的に石炭灰から結晶構造を整えたゼオライトを作れることで人工ゼオライトも多く使用されています。既にご紹介した体内のデトックス液「ゼトックス」は超微粒子にしたゼオライトにフルボ酸を加えた溶液で、これを摂取することにより体内に取り込んだ放射性物質や重金属を体外に排出してくれるものとして期待されています。