2012.10.1 NHKEテレ「第2回 ウクライナは訴える」

2012.10.1  NHKEテレ「第2回 ウクライナは訴える」

9月23日と30日にNHKのEテレで放映されたこの番組は考えさせられます。去年4月、チェルノブイリ原発事故25周年の会議でウクライナ政府は汚染地帯の住民に深刻な健康被害が生じていることを明らかにした。チェルノブイリ原発が立地するウクライナでは強制避難区域の外側、年間被爆量が5ミリシーベルト以下とされる汚染地帯に事故以来26年間500万人近くが住み続けている。この地帯に心臓疾患や膠原病などさまざまな病気が増加している。子供たちの健康悪化も深刻で2008年のデータでは事故後に生まれた子供たちの78%が慢性疾患を持っていたという(写真)。原発から140Kmにある人口65000人のコロステン市で住民を診続けてきた医師ザイエツさんは食べ物による内部被爆の影響でないかと考えている。除染が十分でない自家菜園の野菜や山のキノコやイチゴを食用にしてきた影響ではないかと。放射線による外部被曝と違い、微量核子を食物から取り続け、体外に排出されず蓄積した内部被爆の影響ではないかと。例の如く、推進機関のIAEAなどは他の原因も考えられるとしてウクライナの主張を認めていない。