2011.7.15 一服の清涼剤 古代蓮

弊社事務所から車で約1時間程の埼玉県の北部に行田市というところがあります。この地の工務店さんにいくことがありましたので、早朝に「古代蓮の里」をみてきました。行田市は豊臣秀吉が小田原城を攻めている時、石田光成がこの地の「忍城(おしじょう)」を水攻めにしたが落とせなかった城でも有名で、以前「のぼうの城」の題名で映画にもなりました。行田市の古代蓮は天然記念物に指定されており、公共施設建設工事の際に偶然出土した種子が自然発芽して蘇り、池に開花しているのが発見されたのが始まりで、いまや42種類、12万株の蓮が見ごろとなっています。古代蓮は千葉県にも大賀博士が発見した大賀蓮がありますがいずれも今から1400年から3000年前に咲いていた蓮が深い眠りから醒めて現代に蘇ったものです。早朝に気品ある蓮の花を見られることは毎日の暑さも忘れ、スカッとした気分に浸れます。この週末には蓮のイベントも開かれるようです。