2011.6.6 明るいニュース

新聞やTVの放映で既にご存知かと思いますし、先ごろの国会の予算委員会で田中康夫議員が提案されていた日本にとって嬉しい・明るいニュースがありました。その内容は、筑波大学大学院の渡辺信教授(写真)を中心とするチームが石油と良く似た油をつくる「オーランチオキトリウム」という藻を発見し、実用化へのメドをつけ特許を申請したとのニュースです。琵琶湖ほどの面積或いは休耕田や耕作放棄地または今回の地震で土地が陥没し対策に苦慮しているところなどを使うだけで日本の石油の年間使用量をほぼ賄えるうえに、現在の石油価格と比べてもかなり安く供給できる見通しとのこと。また、水中の有機物を吸収して増殖するため、生活排水などを浄化しながら油を生産できるという長所の多いものです。エネルギーの確保に苦しんできた日本にとって(世界に於いても)夢のような発見とテクノロジーなのです。早く国策として予算を付け、開発体制を整えて行って欲しいものです。