2012.1.9 津波に強い建物

震災から10ヶ月経ちましたが被災地では仕事に就ける方がまだまだ少なく、かつ住まいも以前の快適さを望める状況ではないようです。建築に携わる方で津波の圧倒的な圧力や浮力に耐えて残った建物の特徴などを研究されている方も多くいるようですが、物理学者の井口和基さんのブログに興味ある記事が掲載されていました。2004年のスマトラ沖地震の津波でインドネシアではやはり大被害を受けましたが、数百もあるモスク(写真)のほとんどが津波の大洪水にも耐え、生き延びたということなのです。東北の海岸沿いに建てる復興の建築物は上記研究家やモスクの構造的特徴をうまく取り入れていただきたいものです。